ピアノ

2013.2.11

我家にはピアノがあるんですね。狭い家には置き場所に困りますよね。最近、部屋からリビングに移動しました。
今までは、耐震は全く考えていなかったんですが、最近大きな地震が多いので、ピアノの移動と共に、耐震対策をいろいろと調べました。
で、ピアノ(アップライト)の耐震用として、以下の3つがあることがわかりました。


ニュースーパーインシュ(定価27,300円)



ニューキャストップ敷板(定価24,150円)



フトーゴムD(定価16,500円)



これ以外にもあるんですが、比較的簡単に設置できのがこれらなんですね。
ニュースーパーインシュとニューキャストップ敷板は白色しているアクリル板(ピアノの後側に設置)が割れて、ピアノ全体が後側に傾いて、前には倒れないというものです。
最後のフトーゴムDは地震の横ぶれや直下型キャスターの脱輪防止をメインとしているようです。さらに振動防止も。


これらの特徴を考えた場合、耐震に一番良さそうなのは、ニューキャストップ敷板ですが、ランニングコストを考えた場合、フトーゴムDが候補に上がるんですね。
フトーゴムD以外は、アクリル板が割れる(どのくらいの震度で割れるのかな?)ことによって、前に倒れないんですが、後側に倒れる可能性があります。なので、後側が壁である必要があります。しかし、我家の設置場所の壁は薄いんですね。もし、後側に倒れたら、壁を突き破ってしまう可能性があり、そこに人がいたら大変です。その危険を回避するためには、別途、


ピアノガード(定価38,000円)



が必要なんですね。(後側にスペースも必要ですね)
それと、後側に倒れないにしても、地震によってアクリル板が割れると、アクリル板を買って、装着しないといけません。こんなこと頻繁にあったら、結構大変。
そうなると、もうフトーゴムDしかありませんね。(私個人の考えですけど...)
で、購入しました。


フトーゴムD

さらに、中身は、


フトーゴムD


フトーゴムD付属品

です。
付属品の白い紙はフトーゴムDの下に敷くんですね。そうすることによって、ゴムの跡がフローリングの上に付かないというわけです。(普通は付属していないようで、自前で用意することになります)
黒のバンドは前側のキャスターの隙間に通し、フトーゴムにネジ止めして地震のときに外れないようにするものです。
で、装着はピアノを移動したとき、業者さんに一緒にやってもらいました。もちろん、無償でね。(まあ、ついでですから...)


フトーゴムD装着後



で、フトーゴムDの下が紙ということもあって、大人がピアノ押すと動くんですね。それと、紙がずれても大人が持ち上げれば、紙だけを動かすこともできます。まあ、こんなに簡単に動くとは思いませんでした。でも、紙がなくて、ゴムが直に床についていたら、無理だと思います。
それと、足のキャスターに通すバンドですが、家のピアノのキャスターには隙間がなく、上からキャスターを抑えているだけとなりました。(ちと不安)


以上ですが、地震の時、大丈夫かどうかはその時になってみないとわかりません。なので、皆さんも自分でよーく考えて、耐震用具を選びましょう。


ちなみに、購入したのは、楽天のLinkIconヴォイテック~VOITECHです。(15,200円/2012.1)

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